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2010年5月30日 (日)

フォロー・ミー

「フォロー・ミー」Follow Me
1972年/イギリス映画

$Cinema Note


音楽:ジョン・バリー/全12曲(MCA/アナログLP)

監督:キャロル・リード
主演:ミア・ファーロー/トポル/マイケル・ジェイストン


平凡な男チャールズ(ジェイストン)は妻ベリンダ(ファーロー)の最近の不可解な行動の裏に浮気を心配し私立探偵クリストフォロー(トポル)を雇って妻を尾行させる。
だがベリンダは散歩することで倦怠ぎみな夫婦生活をまぎらしていただけだった。
べリンダは探偵の尾行に気付くがそれを逆に楽しむうち、探偵と仲良くなって恋心が・・・

「第三の男」のキャロル・リード最後の映画。
ミア・ファーローの持ち味を活かした可愛らしい若妻の行動が微笑ましく、カラっとした作風も楽しい。
ラスト、夫に自分を尾行させてお互い新鮮なころの気持ちを取戻す結末もいい余韻を残す。

が、何と言っても一番印象深いのはこのジョン・バリーの音楽だ。
FM番組でこのメインテーマを聴いてすぐ気に入った私はLPを買い、レコードに針を落として演奏が始まると とたんに鳥肌が立ったものだ。
重厚なストリングスと女性コーラスのハーモニー・・・その音に包み込まれるような感覚の何とも心地良いこと。
ほとんどがメインテーマのバリエーション展開であるにも関わらず厭きさせない不思議な魅力があり、むしろ豊富なバリエーションでシーン演出したことがより強く印象を残す結果になっていると思います。
シンプルだからこそ深さが際立つ良い見本とでもいいますか・・・

あれから30年以上の歳月が流れてレコードには高いプレミアが付き、昨年ついにCD化。

$Cinema Note

CDジャケット(Harkit/イギリス盤)

もちろん入手したが今のプレーヤーで聴くとアナログに感じた音の深みが足りない感じがする。
低音部の細かい再現ができておらず、高音部のキンキンした感じが強調されていて耳に突き刺さるような音になっている。
それとも歳のせいで音が聴きとりにくくなってしまったんだろうか・・・
もしくはプレイーヤーにもよるのだろうが柔らかい癒しの音色が再現できてないのは残念だ。

いや、アナログ音源にこだわりが無ければ良い曲ばかりだしお薦めしたいアルバムであることに違いは無いんですけど。


メインテーマ(ロングバージョン)
コーラスバージョンとインストゥルメンタルをつなげてみました。


アルバム音源を本編映像とともにメドレー編集したもの。
映画の展開と雰囲気がよく伝わってきます。

※更新:2010年11月3日

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