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2010年7月14日 (水)

黄金の眼

「黄金の眼」Danger:Diabolik
1968年/イタリア映画

$Cinema Note

製作:ディノ・デ・ラウレンティス
監督:マリオ・バーヴァ
原作:アンジェラ・ジュッサーニ/ルシアン・ジュッサーニ
   ディノ・マイウリ/アドリアーノ・バラッコ
撮影:アントニオ・リナルディ
音楽:エンニオ・モリコーネ(主題歌:クリスティ)

出演:ジョン・フィリップ・ロー (ディアボリック)
   マリサ・メル       (エヴァ・カント)
   ミシェル・ピコリ     (ジンコ警部)
   アドルフォ・チェリ    (バーモント)
   テリー・トーマス     (スターンウッド財務局長)


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銀行へ輸送する車に10億ドルの現金を積み込む警備員。

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しかしその中身はただの紙切れ・・・

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ジンコ警部(ピコリ)がある盗賊から現金を守るための画策だ。

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本物はロールスロイスに積み、間を置いて出発した。

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しかしそのロールスロイスの後をつける謎の車が・・・


チェイスドライブのテーマ

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輸送車が埠頭にさしかかった時、

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突如煙幕が車を覆う・・・

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ジンコが警戒していた怪盗の仕業だ。

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その名はディアボリック(ロー)
不敵な高笑いとともに颯爽と登場!


タイトルロール
音楽はエンニオ・モリコーネ
彼らしさに溢れたサイケでセクシーな曲です。

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ディアボリックはまんまと現金を奪いボートに飛び乗って逃走、

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車に乗り換えたディアボリックは

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激しい銃撃をあびせ、追ってくる警察のヘリコプターをかわしながらトンネルに入る。

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トンネルで待っていたパートナーのエヴァ・カント(メル)と合流し、

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無人の車を崖から転落させて警察の注意をそらせ、逆方向へ逃走成功!

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路肩がせり上がり、秘密のアジトに車を乗り入れる。

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奥へと進むと・・・

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かなり大規模なアジトだ。

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ディアボリックとエヴァは奪った現金で札束のベッドを堪能する。


ベッドシーンの音楽

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財務局長(トーマス)の記者会見が開かれ、

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その場に変装潜入した2人は

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カメラのフラッシュに仕込んだ笑いガスをまいて

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会見をメチャクチャに・・・


ジンコ警部は町の悪を一掃しようと、怪しげなクラブでドラッグに浸る人々を検挙。
「バーバレラ」のドラッグサークルシーンを彷彿とさせるこのシーンは公開当時アメリカではパラマウントによってカットされたが映像とモリコーネのサイケな音楽が作品のアクセントになっている。


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一方、身辺に美女をはべらせる悪党バーモント(チェリ)

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商売がたきのディアボリック打倒に燃える。

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イギリスの銀行王とその妻を迎えたパーティーで妻の胸元を飾る巨大なエメラルドネックレスをニュースで見たディアボリックは

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エヴァの誕生日の贈り物として次の獲物に決定!

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下見をするディアボリックとエヴァ・・・

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決行の夜、断崖絶壁に建つ城へ

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吸盤を使って城壁をよじ登り

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ディアボリックはまんまとネックレスを奪って逃げる。

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しかし、その際に肩を負傷してしまったエヴァが治療に出かけた病院に

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バーモントが現れ、エヴァを誘拐。

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ディアボリックは奪ったエメラルドのネックレスと引き替えにエヴァを取り返すためバーモントと取引に応じる。

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バーモントの自家用飛行機がある空港に現れるディアボリック。

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飛行機に乗り込むとバーモントが・・・飛行機はディアボリックを乗せて飛び立つ。

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ディアボリックはネックレスと引き換えのパラシュートを付けるとネックレスを持つバーモントのむなぐらをつかみ、バーモント諸共ダイビング!飛行機はコートに仕掛けた爆弾でこっぱ微塵に!

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アジトに監禁されていたエヴァを救出するが

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ジンコ警部らに取り囲まれて絶体絶命に!

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憤激し冷静さを失ったバーモントはディアボリックに銃を向けるが

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ディアボリックのマシンガンに撃たれて絶命。

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弾丸も切れ、ディアボリックは仮死状態になるカプセルをふところから出して

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それを飲み、自殺を装う。

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解剖室に運ばれたディアボリックは解剖直前突然蘇生し、メスを解剖医に突きつける。
(ホラーのバーヴァらしい一面を見せます)

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助手の看護婦はエヴァの変装だ!

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ジンコ警部をまたしても出し抜いたディアボリックはアジトでエヴァの胸にエメラルドを並べて誕生日を祝う。



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政府はディアボリックに強奪された10億ドルのしわ寄せとして、増税を発表するが、それを知ったディアボリックは税務署や銀行を次々に爆破して増税に歯止めをかける。

そして

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ディアボリックは

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ジンコが警備する列車で輸送中の黄金20トンを強奪する計画を立て、


道端でエヴァが運転手の気をそらしている間にトラックを奪って輸送路線の上に落す。

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やむなくコースを変えた列車が海を渡る鉄橋にさしかかった時、鉄橋を爆破して黄金を積んだ車両を海中に沈めたディアボリックとエヴァは、

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潜水艇で黄金を持ち去った。


潜水艇のシーン


Wah Wah Wah(海中シーンの音楽)

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アジトで黄金を溶かし、

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延べ板に加工するディアボリック

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と、その時

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発信機を頼りに警察がアジトに踏み込み、

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ディアボリックはとっさにエヴァを逃がすが、

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加熱しすぎて爆発した黄金を全身に浴び、

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ディアボリックは黄金の像になってしまった。

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警察や記者が去った後、その姿を愛おしそうに見つめるエヴァ。
ディアボリックは死んでしまったのか・・・?

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彼女の背後から現れたジンコ警部はエヴァを逮捕するが

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ディアボリックとの別れにしばしの時間をもらったエヴァに

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ウィンクして見せるディアボリック!

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誰もいなくなったアジトにディアボリックのあの高らかな笑い声が響く・・・

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劇場用予告編

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                 アメリカ版ポスター

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後にアニメやTVゲームにもなったイタリアの人気コミックの映画化。


TVゲーム

神出鬼没の怪盗ディアボリックとその愛人エヴァ・カント、それを追う警部の駆け引きを描いた痛快アクション。
というと日本では誰もが連想するのはお馴染みモンキー・パンチの「ルパン三世」かと思いますがまさにそのルーツ、オリジナル実写版ともとれるほど設定がそっくりです。
絶体絶命のピンチをどうやって切り抜けるか、その手口までルパンを彷佛とさせ、不二子や銭形にあたるマリサ・メルやミシェル・ピコリの存在も面白いほど似通っていて悪役のアドルフォ・チェリまでルパン~に出てきそうなキャラ。
また泥棒映画でありながら60年代スパイ映画のエッセンスもいっぱいつまった快作です。

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監督のマリオ・バーヴァは比較的低予算で雰囲気抜群のグロテスクホラーを演出することで定評のある監督なんですがここでは珍しく正統派のアクション監督ぶりを発揮している上に、かなり豪華なセットが楽しめるのは大プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスが出資している点に依る。

そして’60年代の極みとも言えるサイケでポップ、コミカルで美しく、ときにエロチックで躍動的な雰囲気を演出するエンニオ・モリコーネの音楽は傑作中の傑作!


Deep Deep Down(メイン・タイトル:イタリア語バージョン)

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海外版DVDジャケット(2005年リリース)現在は廃盤?

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メニュー画面

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特典として主役のディアボリックを演じたジョン・フィリップ・ロー(「バーバレラ」の天使や「新夕陽のガンマン」「カサンドラ・クロス」などでもお馴染み)の近年のインタビュー付き。

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ディアボリックのけわしい表情を再現してみせるロー。

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エンニオ・モリコーネの肉声コメントが聞けるのも嬉しい。

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エヴァを演じたマリサ・メルのインタビューが無いのが不自然に思えて調べてみると・・・

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1992年5月16日に喉頭癌のため亡くなっていました。



日本版DVDが発売されてないのが残念ですが、ネタに困ったハリウッドがいつかリメイクに取り上げそうな予感のする映画です。

※更新:2010年7月17日

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コメント

今更ながら豪華な作品だったのですね

最後のシーンで黄金でコーティングされた洞窟の中にこだまする高笑いを懐かしく思い出しました

高校時代に観ました。テレビでも何度かやっていましたがレコーダーもなく。最近アマゾン英にあって、米ソニーのプレーヤーをアマゾン米から購入しめでたく視聴できました。もちろん吹き替え、字幕はありませんが今見てもおもしろい。英米のDVDはなんてやすいんだろー。

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