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2010年7月10日 (土)

ワイルドアームズ

「ワイルドアームズ」Wild Arms
1996年/プレイステーションゲーム

$Cinema Note

音楽:なるけ みちこ/主題歌:渡辺 真知子
2枚組/全76曲(キングレコード/2006年リリース)

今回、サントラはサントラですがTVゲームのサウンドトラックです。

当時「ファイナルファンタジー」のリアルCG登場下であまり目立たなかったのですがコンビニで見つけ、『暇つぶしに』と買ったことがこのゲームソフトとの出会いでした。

ところが、キャラクターを活かしたシナリオの完成度もさることながら、さらに魅了されたのがそのバックに流れるこの音楽でした。


プロローグ1
2曲構成になっているデモのプロローグ音楽。
魔族の襲撃に成す術もなく退散する城主と衛兵・・・


プロローグ2
炎上する城を尻目にただ一人生き残り、余儀なく退却する主人公の一人ザックの悲痛な心境が表現されてます。

月日は流れ・・・


オープニングタイトル「荒野の果てへ」
ウエスタン風テーマがかっこいい。


アーデルハイド城
ここでトレジャーハンターに身をやつしたかつての衛兵ザックと渡り者のロディ、城主の娘セシリアが出会います。


荒野の渡り鳥
エンニオ・モリコーネの「続夕陽のガンマン」から”ゴールドのエクスタシー”をパロった曲。
新たな魔物の襲撃により城主を亡くし3人は打開の道へ旅立ちます。

$Cinema Note
 


町のテーマ
旅の途中で立ち寄る町の和やかな雰囲気。


ゼッドのテーマ
どこかのアニメソングからいただいたような懐かしい感じ。
ゼッドは敵側なんですがどこか憎めない・・・そんなキャラ。


世界にひとりぼっち
ただ一人、人間界に残り、いじめられながらも大切な植物を護る妖精の少女マリエル。
ロディたちの旅の重要なカギをにぎっています。


ジェーンのテーマ
ニール・ヘフティの「バットマン」「魔女っ子メグ」(はたまた「キューティーハニー」)を併せたアイデアに思わず笑ってしまいました。
カラミティ・ジェーンは大富豪の家に育ちながらも女トレジャーハンターとして執事マクダレンをしたがえて世界をかける「トゥームレイダー」のララ・クロフトのようなおてんば娘。
ちなみに”カラミティ・ジェーン”は実際アメリカの西部劇キャラとして”ビリー・ザ・キッド”や”バッファロー・ビル”に並ぶ定番の名前です。


港町のテーマ


バトル・マザー


バトル・ジーク
最後の戦い。


ここからはじまるプロローグ
戦いを終え、犠牲となった者に思いをはせる。


エピローグ
城に平和が戻り、凱旋する3人を迎える城下の民・・・
そして王女を引き継ぐセシリアと別れるロディとザック。

しかしセシリアはある決断をします。


フィナーレ
まだまばらに残る魔族を退治するため城を旅立つロディとザックをセシリアが待ち受けていて、また3人の新たな旅が始まります。

$Cinema Note
 

エンドタイトル「青空に誓って」
締めくくりは渡辺 真知子の歌う清々しいエンディングテーマ「青空に誓って」

$Cinema Note

音楽は なるけ みちこ

単なる添え物のBGMとしてではなくサントラ本来の役割としての完成度が高く、ゲームをプレイしながらも音楽に引き込まれていく自分がはっきりとわかるくらい魅力に溢れたものになっています。

軽い哀愁をおびたマカロニウエスタン風な曲をメインにかつてのアニメ音楽をパロった楽しい曲も盛りだくさんで多彩なアレンジの面白さがあきさせない・・・ゲームを超えたサントラ独自の世界を強く印象付けるすばらしいスコアばかりです。


最初は1枚もののアルバムとして発売されたのですが収まりきれなかった未収録曲を求めるファンの声はおさまらず、10年の時を経てついに2枚組のアルバムが再発されるというゲームサントラとしても異例の快挙。(それでもまだ完全収録には至ってません。)

そんな状況からもこの音楽に魅了された根強いファンが今もなお数多く存在することが推察できると思います。


ゲームグラフィックのクォリティはさておいても私はいまだにこのすばらしいシナリオと音楽を超えるドラマチックなゲームを知りません。

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