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2011年3月

2011年3月16日 (水)

シンジケート

「シンジケート」The Stone Killer
1973年/アメリカ映画

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製作:ディノ・デ・ラウレンティス
監督:マイケル・ウィナー
原作:ジョン・ガードナー
音楽:ロイ・バッド

出演:チャールズ・ブロンソン/マーティン・バルサム/ノーマン・フェル
   デヴィッド・シャイナー/ラルフ・ウェイト/ジャック・コルヴィン
   ポール・コスロ/スチュアート・マーゴリン


※今回は細かい説明なしでブロンソンを堪能ください。

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少々手荒い流儀が批判をあびているルー・トーレイ刑事(ブロンソン)

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メイン・タイトル

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戸別の殺人事件を捜査するうちマフィア同士の抗争に関わる大量暗殺計画に突き当たる。

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チャトズ・ランド」「メカニック」に続きブロンソンとは名コンビぶりを発揮しているウィナー監督とのタッグ3度目のアクション快作で、映画ではこれが初の刑事役となるブロンソンの敏捷なアクションが気持ちいい。(この後同コンビで「狼よさらば」「ロサンゼルス」「スーパー・マグナム」と続く。)

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引退したマフィアのボスにマーティン・バルサム

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特にオートバイを追うカーアクションシーンは全盛期ならではのノリがあって痛快だ。

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音楽はロイ・バッド
マフィアを描いたものとしては「ゴッドファーザー」「バラキ」などが挙げられるがこの映画もそのカテゴリーにありながら刑事サイドからひたすらアクションに重点を置いたスマートな構成という点で新しかった。
メイン・テーマに賛否も分かれるようだが、たぶんバッドはそんな趣向を汲み取ったんだろう。

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ウィナー監督は80年代に入ると糸が切れたように脈略の無さが目立っていった感じがするが、この映画あたりまではずいぶん楽しませてもらったこともあって私には名匠クラスの監督として記憶に残る人です。

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DVDジャケット(パル方式ヨーロッパ仕様)
2010年4月にようやくDVD化。
予告編や特典は一切無くもちろん日本語字幕も吹替え音声も無し、本編のみの収録ですが日本ではビデオ(LDも)にもならなかったので見つけたと同時に即買いしました。

2011年3月10日 (木)

ファンハウス 惨劇の館

「ファンハウス 惨劇の館」The Funhouse
1981年/アメリカ映画

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メインタイトル
力の入ったジョン・ビールのタイトル音楽はなかなかの聴かせどころで最近はこんな正統派の音楽がめっきり少なくなっているのが残念に思う。(最近サントラ盤CDがようやく出ました)

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本編に入るといきなりヒロイン エイミー役エリザベス・ベリッジの入浴シーン・・・
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マスクをかぶった何者かがエイミーの部屋に侵入・・・(「ハロウィン」のパロディ?)
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顔と身体のアンバランスさがいい?(体形はどう見ても学生さんには見えないんですけど・・・)
ベリッジは後に「アマデウス」でモーツァルトの妻を演じてますが他の作品にあまり恵まれてないようです。
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入浴中、
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ホラーマニアの弟ジョーイ(マスクの主)のいたずらが・・・(「サイコ」を模した軽いジャブ)
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エイミー(ベリッジ)はボーイフレンドのバズ(ハッカビー)と女友だちのリズ(ウッドラフ)、そのボーイフレンド リッチー(チャピン)らと親に禁じられていたカーニバルに行く。

ジェットコースターなどの定番アトラクションを楽しんだ後、
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いかがわしい見世物小屋でフォルマリン漬けの奇形児を見たり
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娘をサクラに串刺しマジックをする三流のマジックショーや
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マダム・ゼナ(マイルズ)の館で占ってもらったり
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Girls.Girls.Girls...?
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若いダンサーで客を誘い
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中では年増のダンサーが出迎えるストリップ小屋などを見た後
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閉館まぎわになってリッチーはファンハウス(お化け屋敷)で一夜を過ごす提案をする。
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好奇心旺盛な年頃のエイミーたちは早速承諾。
親には公衆電話から女友だちの家に泊まると偽って、いざファンハウスへ・・・
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独特のたたずまいを見せるファンハウスのオブジェ
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エイミーたちはファンハウスのセットに潜り込むが
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下の物音に気づいてすき間から覗いてみると
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フランケンシュタインのマスクをかぶり、アトラクションのヘルパーをしていた男が占い師ゼナを殺す現場を目撃する。
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マスクを取ると恐ろしい男の素顔が!(特殊メイクはかのリック・ベイカー
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怪物の父親は呼び込みをしていた男(コンウェイ)で死体の後始末を算段していたところ、上のエイミーたちに気づき危機が迫る。
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最初の犠牲者はリッチー
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次いでリズが落とし穴に落ちて
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怪物の餌食に・・・
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館内を逃げ惑うエイミーとバズ
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そして
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とうとうエイミーとバズは見つけられてしまい
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格闘の末・・・
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道連れにバズまでも殺されてしまう。
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残ったエイミーとモンスターの最後の対決!



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恐怖の一夜が明け、ファンハウスからふらりと出てくるエイミー。
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外のオブジェが不気味だ。
『どうだい、怖かっただろう? 親の警告をちゃんと聞かないからさ。』
・・・なんて言っているようにも見える。
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エイミーは後片づけをするカーニバルスタッフに助けを求めるでもなく放心状態で園内をさまよう。


劇場用予告編

見世物小屋に抱くイメージを凝縮したような映画で「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパー監督らしいと言えるのかもしれないが以降の80年代はこうしたホラーのオンパレードになった引き金的な要因の一つかな・・・と ふと思った。

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